2007年に3億5千万ドルでYahoo!に買収されたオープンソース・コラボレーションツールベンダーのZimbra、昨年秋頃からYahoo!がZimbra買い取りをOracleやCisco等に打診していると噂が流れていましたが、結局VMwareが約1億ドルで買い取ると報道(D: All Things Digital)されていましたが、今朝正式発表されました。
Yahoo!が買収した当時はZimbraの技術をYahoo!の企業向けサービスに取り込んでいくと発表していましたが、その後MicroSoftによるYahoo!買収騒動の後、CEO Carol Bartzによって、Yahoo!はコア事業である広告に集中し関連しない事業群は売り出す方針に変わったようです。
Zimbraのビジネスはこの2年間にGoogle Appsと競合しながら有償ユーザー数が5500万メールボックスを超え、大学教育機関、キャリア/ISP、一般企業市場でMicroSoft Exchangeの約1億7500万やLotus Notesの約1億4500万メールボックスには届きませんが、それらに次ぐシェアを5年で獲得したのですから十分成功していると考えられますので、MicroSoft(Hyper-V)やCitrix(Xen), RedHat(KVM)との競争に立ち向かわないといけないVMwareにとっては安い買い物?なのかも知れません。
OracleのSun Micro Systems買収に伴うMySQLの行方はまだ微妙ですが、Yahoo!にいてMicroSoftにいろいろ手出しされるよりは、企業向け市場に強いEMC傘下のVMwareに加わった方がZimbraにとって良い結果になると思います。
しかし偶然かも知れませんが、昨年Zimraの元President/CTO Scott Dietzenが仮想アプライアンスツールのrPathに移った事といい、時代はこの方向に向かっていると感じますね。

コメントを投稿する