CMDBuild 3.0プロトタイプ公開

CMDBuildの開発元Tecnoteca社は来年末に完成予定の新しいバージョン3.0の設計と試作に取り組んでいます。新しいバージョンでは、GUIを全面的に書き換え新しいユーザーエクスペリエンスを導入します。

Tecnoteca社はこの新しいバージョンのプロトタイプをオンラインデモとして公開し、広くフィードバックを募ることにしました。

このページから、アクセスできるオンラインデモ(Chromeブラウザ推奨、ユーザ「demo」とパスワード「demo」)から基本的な機能を確認できます

  • ログインフォーム
  • ナビゲーションメニュー
  • クラスに含まれるデータシートのグリッド。フルテキストフィルタと個々の列のフィルタ
  • グリッドアクセス、インラインモード、カードの詳細コンテンツの表示
  • データカードの編集

次のリリースのために、以下の機能を拡張する予定です。

  • グリッド内の高度なフィルタの実装。
  • 機能データタブの実装:
    • 管理の詳細
    • 関係
    • 歴史
    • 添付ファイル。

まずは新しいユーザーエクスペリエンスをお試しください。

CMDBuild 2.5リリース

ITIL準拠のOSS IT構成管理システムCMDBuildの最新版V.2.5が公開されました。

V.2.5ではエンタープライズ向けの以下の機能がさらに強化されました。

1)クラスタモードをサポート

ロードバランサによって制御される複数の独立したCMDBuildのTomcat(アプリケーション・サーバー)ノードをクラスタリングすることができます。

  • システムの可用性(ノードが応答を停止した場合、アクティブ・ノードはユーザーにとって透過的な方法でノードを提供します)
  • スケールアウト(要求が同時ユーザー数が多い場合に、より速い応答時間で、複数のノードに分散されています)

 

2)強化された認証管理

データ処理のセキュリティと個人データの機密性(新GPR(一般データ保護規制 – EU規制2016/679)を含む)に関する法律は、不正アクセスの問題に大きな注意を払う必要があります。

このような観点から、新しいパスワード管理機能を次のように統合しました。

  • 有効期限を指定する
  • 設定可能な進捗状況を示す有効期限通知メールを送信する
  • 最小長、大文字/小文字/文字の存在などの合成ルールを定義する
  • 以前のパスワードとユーザ名が異なることを確認してください

パスワードの有効期限が切れている場合は、カスタマイズ可能なメッセージが表示され、新しいパスワードを入力するページにリダイレクトされます。

 

 

3)GISリファクタリング

CMDBuildで利用できるGISサーバーオブジェクトが改良され、マップ上に表示は徐々にロードされ、必要に応じてメモリを解放します。

これにより実行時間が短縮され、システムはほぼ無限の量のオブジェクトで動作します。

データナビゲーション(選択されたオブジェクトレベルでの自動シフト、同じ建物内で別のものが選択されている場合はプランの自動シャットダウン)、および管理者がフィルタを設定できるようにするなど、他の改良も実装されています。

4)新しいタスクタイプのタスクマネージャ拡張

管理モジュールで設定可能なCMDBuildタスクマネージャには、添付されたレポートによる自動メール配信のスケジュール設定に使用できる新しいタイプのタスクが追加されました。

構成ウィザードを使用して、メール受信者、作成するテンプレート、スケジューリング基準、レポートパラメータの計算のためのコンテキスト変数の定義、これらのパラメータの静的または有用値の指定ができます。たとえば、タスクマネージャによって自動的に計算されたタスクが実行された時点から、依存する内容のレポートを送信することができます。

5)IFC4フォーマットと3DビジュアリゼーションをサポートするためのBIM機能のアップグレード

CMDBuildは、IFC4標準サポートを統合したBIMserver(1.5.x)の最新バージョンをサポートするようになりました

新しいバージョンでは、3Dビューアは完全に書き直され、現在はbimview.wsプロジェクトに基づいています。

したがって、表示された建物のより現実的なレンダリングが利用可能になりました。

 

 

 

 

6)ブラウザ応答速度の改善

CMDBuildのユーザーインターフェイスの構成されたJavaScriptファイルの数(数百)は、徐々に最初のアプリケーションアクセスの開始時間を増加しましたが、javascriptファイルを圧縮してロードする追加のモジュール(mod_gzip、mod_deflate)を介して転送をさらに最適化しました。

変更の完全なリストについては、changelogを参照してください  。

12/8 OSC.Enterprise2017出展します

今年もオープンソースの今を伝えるOpenSourceConference.Enterpriseに出展します。

12月8日(金) 10:00~18:00(展示ブースは10:45~17:00)

TKP渋谷カンファレンスセンター
 [アクセスマップ]
(JR渋谷駅 東口 徒歩3分。ヒカリエ2F通路を通り抜けて直進右手です)

OpenPIE, JobScheduler, CMDBuildなどエンタープライズ向けOSSの最新情報をお届けしますので、是非ご来場下さい!

今年もJTFに登壇します

毎年行われるITエンジニアの祭典JTF(July Tech Festa 2017)に、今年も登壇いたします。今年はJulyではなく8/27(日)開催ですが、会場はいつもの産業技術大学院大学@品川シーサイドです。

昨年はSREの話をご紹介しましたが、今年は趣向を変えて運用ダッシュボードとしてのGrafanaをご紹介します。

内容はこれから考えますが、まずは皆様のお申込みをお待ちしています。

JCLI – JobScheduler Powershell Command Line 紹介記事を公開

JobSchedulerの操作は、WEB GUI(JOC Cockpit)、WEBサービスAPI(REST-JSON/SOAP-XML)、コマンドライン(jobscheduler.sh|cmd)などがありましたが、V.1.10からJCLI(JobScheduler Powershell CLI)が新たに加わりました。
JCLIはPowershellのコマンドレットで作成され、Powershell 2.0以降(Windows7以降)であれば動作します。(もちろんLinux/Mac環境ではまだサポートされていませんが、Powershell 6.0ではLinux/Macもサポートされる予定なので楽しみです)

JCLIの概要は以下のとおりです。

  • 既存コマンドラインの置き換え
    – .\bin\jobscheduler.sh|cmdコマンド
    – .\bin\jobeditor.cmdコマンド
    – .\bin\jobscheduler_event.cmd
  • 一括操作
    – 従来のWEB GUIやWEBサービスAPI、コマンドラインでは難しかった、JobSchedulerオブジェクト(jobs, job chains, orders, tasks, event)に対する開始・停止・作成・削除などの操作を一括で実行
  • エージェント管理
    • エージェント状態の取得
    • Windowsサービスのインストール・アンインストール

http://qiita.com/satoruf/items/4b721cd91e5483cb6409

Site Reliability Engineering (SRE)について

Googleが提唱し始めたSite Reliability Engineering (SRE)という考え方が最近注目されるようになってきています。もともと、Googleの運用部隊を率いているBen Treynorが始めた考え方でしたが、これまで明確な定義がなくいろんな人がいろんな言い方をしていたのですが、今年オライリーから「Site Reliability Engineering – How Google Runs Production Systems」という公式な書籍が出版されましたので、紹介資料を作ってみました。

昨日開催された、July Tech Festa 2016Site Reliability Engineering (SRE)で拡がる運用の世界 - Googleでの展開から、エンタープライズへの夢は見れるかとして講演した資料です。

内容をかいつまんでご紹介すると、GoogleでのSREとは、製品開発チームと人材を共有し、サービスの信頼性を上げるためのあらゆる方法を開発している組織であり、単なるDevOpsだけにとどまらない内容です。もちろんGoogleのサービスを支えるシステムは、世界最大級の分散処理システムであり、かつソフトウエアからハードウェアやデータセンター、ネットワークに至るまでほとんど独自開発のものを使用している特異な環境ですが、普通のエンタープライズIT環境にも通じる考え方があるのではないかと思っています。

 

元ネタのオライリー本は残念ながら英語版だけで500ページ以上の大部ですが、インフラ関係者には一読をお勧めします。