オープンソース構成管理システム CMDBuild V.3.4リリース

CMDBuild V.3の最新版が公開されました。多くのバグフィックスと、以下の新機能が追加されています。

最も重要な革新点は、"waterWAY"と呼ばれるCMDBuildサービスバスの導入です。これは、システムの相互運用性を拡張、再編成する新しいレイヤで、データおよびメッセージフロー、バッチ処理、入出力モジュール、エラー処理および通知、Webhooksを提供します。

またデータモデルに新しい機能が追加されました。

・リンク、ファイル、数式、複数値ルックアップといった新しいタイプの属性の利用が可能。
・既存の属性の改良。1:1ドメイン参照、Markdownサポート、暗号化属性。
・オープンソースプロジェクトxeokitをベースにした、3D BIMモデルを表現するための新しいIFCビューアーを統合。
・クラスのメイン・データ・カードに「インライン」ウィジェットを設定することが可能になりました。
・GIS拡張機能:地理的属性のパーミッション管理、地図からのDWGファイルの読み込み、メニュー内のレイヤーの構成、地図上のポイントに関する情報。
・リレーションシップの履歴の復元。

また、JAVA17, Postgresql 10 - 12に対応しました。

詳細はこちらから。
https://www.cmdbuild.org/en/download/changelog

ダウンロードはこちらから。
https://www.cmdbuild.org/en/download/latest-version
アップグレードは、cmdbuild.warファイルを置き換えtomcat再起動により、自動的にDBマイグレーションスクリプトが実行されます。

マニュアル(英語版)も更新されています。
https://www.cmdbuild.org/en/documentation/manuals